『猪突盲進』-原田燎太郎

World as One Family by Work Camp

2003年2月、第2回リンホウ村キャンプ

キャンパーがリンホウで感じたこと

このような村人をワークキャンプで訪ねた中国の学生、日本のキャンパーは、何を感じたのだろうか。みんなはキャンプ中、村について、村人について語ってくれた。キャンプ後、手紙をくれた。そんなみんなの声を集めてみた。 ・ジル(韓山師範学院外国語学部4…

おわりに

「無用人」。 蘇文秀リンホウ村村長は自らをこう呼ぶ。リンホウの人々はハンセン病と共に生きてきた。特効薬のない時代、彼らは自らの身体が病に冒されていくのを見た。社会が、そして家族が自分を差別し、隔離するのを見てきた。隔離村では長時間労働と空腹を…

再見、リンホウ

3月10日、別れの日は雨だ。 「涙雨ですね」。 中平さんは言う。 7時過ぎ。郭さんは淋しそうに笑うと、私の手を握る。しばらく離さない。 許さんはお茶を入れてくれる。合間に、私のノートに書く。ふるえる手で、ふるえる字をゆっくりと書く、 「我祝你們一…

村の外の人々の変化

日中の学生の活動は、村の外の人々のリンホウに対する見方を少しずつ変えているようだ。潮州の人々はリンホウとワークキャンプのことを知り始めている。村の外の人々がリンホウに遊びにきた。地元テレビがリンホウを取材した。今後、ハンセン病、リンホウ村…

村人との毎日

・蔡玩銀(チョワ=ウィンウィン、♀)(62)、許若深(ンコウ=ジャクシン、♂)(70) 今回のワークキャンプでは水道を設置する。蛇口の個数と設置個所はどこがいいのだろうか。ジルとルーシーの協力で、村人全員にアンケートをとる。)結果、13個の蛇口…

師範学院によるリンホウ支援

リンホウでカルチャーショックを受けた韓山師範学院の学生たちは、本格的にリンホウの支援に乗り出そうとしている。その準備は着々と進んでいる。キャンプ中のフリーデーには大学を訪れ、「外青隊」(「外語系青年志願者服務隊」という英語をボランティアで教え…

村人との毎日

この2月のキャンプでは、前回のキャンプでは考えられなかったことが村人との間で起こった。あのシャイな曽さんと焼酎を飲み、陸さんが奥さんを連れて村に来、目の見えないインチンと飲茶タバコができた。 新たな事実の発見もあった。金歯のカンペイちゃんや…

ワーク

長屋建て替え、水道設置 今回のワークキャンプでは、長屋Bを建て替え、水道を設置した。不規則な天候―曇、雨、夏日、朝晩の冷え込み―だったが、無事に建設を終えることができた。総建設費は2万7400元(約41万1000円)だった(カンパをしていただ…

リンホウの人々のくらし

身体が不自由な村人たち リンホウ村とそこから歩いて10分ほどにあるリンホウ医院は、1960年に設立されたハンセン病の隔離施設だ。設立当初、300名もの人々が隔離された。現在は村人13名が広大な敷地に散らばって住んでいる。全員のハンセン病が治…

リンホウ村紹介

再会 ハンセン病快復村・リンホウへ 2003年2月20日、16時30分。昨年11月以来3ヶ月ぶりに見る潮州市の空は曇っている。 車のクラクションと人々の大声で賑わう潮州の大通りをタクシーで30分走ると、小さな町・古巷鎮に入る。 やがてタクシー…

第2回リンホウ村キャンプ

主催: FIWC(フレンズ国際ワークキャンプ)関東委員会 キャンプ地: 中国広東省潮州市潮安県古巷鎮リンホウ村(ハンセン病快復村) 日程: 2003年2月20日~3月10日 ワーク: 長屋の建て替え、水道の設置。 中国側参加者(潮州市韓山師範学院): …