ここ数日、心の平安が戻ってきた気がする。 そんな時、こんな樹の映像を送ってもらった。 こんな樹みたいな、落ち着いた気分になってきた。
瀬戸内海に長島という小さな島がある。 そこに、ハンセン病療養所がある。 かつては橋がなく、完全に隔離されていた。 家族が危篤であっても、帰省許可がおりなかった。 やむなく無断で島を離れれば、引き戻され、療養所内の監禁室に入れられた。 復元された…
島にこもっていると気が狂いそうだ。目的はなく、ただ、街を歩いてみる。街は、綺麗なものであふれていた。前にも同じところを歩いたことが何度もある。その時は、気がつかなかった。目に入らなかったのか?見ないようにしてたのか?
Yahoo!ニュースに、髪の毛クルクルの僕が、スキンヘッドの松っちゃんと一緒に載ってる… 何だか、呆然とする… 15年前、西尾雄志という先輩に誘われてこの活動を広東省潮州市リンホウ村で始めた。14年前、リンホウ村に住むことを決めた時、西尾さんにもらった…
僕らは「ハンセン病」という領域で活動しています。これまでに約2万人の人々がこの活動に参加してきました。何が人々をこの活動に引きつけるのでしょう? 「ハンセン病は、『人間とは何か』ということを問いかけている病である。」 これは、知り合って15年に…
多くの寄付者は、NPOの行うプロジェクトについて、「目に見える成果」を期待する。 例えば、「◯◯さんの寄付により、どこどこに小学校が建ちました」というような。 ただ、こんな状況もある:「小学校は建ったが、そこで働く先生に給料を払えない」。 状況を…
さっき、与人(ユーレン)という広東省の財団にて、来年度のプロジェクトについて話し合いを持った。 2017年度も支援していただけそうだ。 与人財団には2012年以来お世話になっている。 ロックフェラー兄弟財団の方向性変更に伴い、JIAへの支援が停止したそ…
最近、息子の瀟太郎(しょうたろう)と仲良くなってきた。 瀟太郎には、僕自身の悪いところをそっくりそのまま見る。 何してもダラダラやったり、なかなか人と打ち解けられなかったり。 自分がした苦労を瀟太郎にさせたくないという想いから、僕は次第に瀟太…
シャオヤオが2015年12月からJIAの事務局長を務めている。 彼女は医学生だった2005年1月、初めてワークキャンプに参加する。 2008年に卒業後、医学には進まず、JIAの事務局で働くことを選ぶ。 曰く、 「医者を目指していた私は、同じように人を救うのであれば…
2017年の漢字は「信」にする。もっと自分を信じ、周りを信じ、JIAを信じる。自分を信じられないことには、家族を含んだ周りも、JIAという組織を信じることもできない。 …とは言ったものの、自分を信じることは難しい。どうやったらいいのか?具体的な方法を…
広東省清遠市ヤンカン村の欧さんは、快復村の介護について語る。現在、ヤンカン村には介護士2名が常駐し、人件費は政府が負担している。しかし、多くの他の村はそうは行かない。なぜ、ヤンカンは可能なのか。 まず、ワークキャンプが来たこと。昨夜の講演で…
12月6日に書いたイベントが昨夜、開催された。参加者は586の席に収まらず、立ち見が出るほどだった。 いろいろと問題は多かったが、とにかく、欧さん(広東省清遠市ヤンカン村)の話を主催者の拙見と600人が聴いてくれたことは大きいかなと思う。 問題という…
2016年も12月となりました。今年、僕は「蘇」という漢字を個人的テーマとして生きてみました。これまでを振り返り、自分の中にあったであろう様々な良い点を「よみがえらせる」という意味です。 早寝早起きの習慣が戻りました(もはや夜更かしして仕事して…
うちの子らは絵を描くのが大好き。 ほっとくと一日中、ずーっと描いてたりする。
平塚ロータリークラブのメンバー5名と広州の学生3名が村に到着。 広州から2時間半の道のり。 まずは村をぐるり一周して、村人にあいさつ。 その後、村人の甘さんのうちで鍋を囲む。 鍋の後は村人の謝さんが白酒に(焼酎)を少し飲ませてくれた。 夜は広州に…
昨日、地元・平塚のロータリークラブのメンバー5名が広州に到着した。JIAへの支援金を手渡し、JIAの活動地である中国のハンセン病快復村を訪れるためだ。 始まりは2014年5月29日。同クラブの例会にて、活動を紹介する機会を頂いた。内容は主に、2013年8-10月…
今日の昼メシ。 うちの事務所の下にある潮州料理屋さんで12元(190円くらい)のミミガーごはん(油多し)。 それはどーでもいい。 肝心なのは、隅に乗ってる唐辛子味噌! これが、リンホウ村のチンクワンさんのつくる唐辛子味噌とほぼ同じ味…。 2008年以来食…
『湖南日報』という新聞に、JIAワークキャンプ地区委員会長沙地区委員会の代表・タオズが取り上げられた。 90后女孩组织志愿活动 曾11次走进麻风病康复村_湖南频道_凤凰网 内容は「90後」(1990年代生まれ)の女の子がボランティアで11回もハンセン病快復村…
今年6月、JIAのOBの紹介で『拙見』という、中国版TEDみたいな会で、JIAの活動について約500人の観衆に話す機会があった。『拙見』の司会者の田延友さんは僕が話した後に言う、「JIAの活動を支えたい。口先だけでなく、行動で示したい」。 それから約5ヶ月が…
ハンセン病快復村の村人(ハンセン病快復者)の高齢化が進んでいる。 介護を必要とする人も多い。現在は村人同士で介護をし合いながら生活しているケースが多い。しかし、介護をしている村人が介護を必要とするときはどうするのか。 村の人口も減っている。…
11月26日、チャリティー山登り「益動広東」が今年も開催された(主催 千禾財団)。 4人でひとつのチームをつくり、山登りに挑戦する。コースは8キロ、10キロ、20キロ、36キロが用意されている。各チームはそれぞれ目標1000元の寄付を集め、支援したい団体に…
最近、いろいろな人とあい、やっぱり、ブログを再開したいと想う。 今年の2月ごろにも似たようなことを言っていたけれど… これまでの14年をまとめることや、中国の良いところを伝えることをやりたい。 昔のブログやノートも整理しながら。 今朝、天袋から十…
ザリガニって食べられるんだね…小さい頃たくさんたくさんとったけど、食べるなんて考えもしなかった。
第31回JIA理事会が湖北省宜昌にて開催された。JIA理事会は華南五省の8つの都市にあるJIAワークキャンプ地区委員会の代表8名と事務局長で構成されている。今回は事務局の近況報告と2016年度計画の最終確認、会員総会開催会場の決定、地区委員会と事務局との…
「ファナチシズム(熱狂)は危ないということだ。左であれ右であれ宗教であれ、狂信は必ず、異質なものへの憎しみを生む。憎しみのうえに、善きものは決して築けない。異なるものにも寛容であって初めて、人は幸せに生きることができるんだ」全文↓http://new…
一昨日から今日まで、広州委員会がフリマをしています。不用品を学生から集め、販売額の70%を持ち主に返し、30%をワークキャンプ資金にあてる。70%を寄付してくれる人もいる。広州委員会を構成する幾つかの大学から学生たちが集まり、元気に楽しくフリマをし…
これまで中国のハンセン病快復村で14年活動してきて、ずっと心に引っかかっていたことがある。それは、広東省東部の梅州平遠県に独りで住んでいる楊四妹のことだ。 2003年7月17日。梅州平遠県の中心部から車で40分行くと山道に至る。山を切り開いてつくった…
日経新聞に稲盛和夫のインタビューが載っていた。 「心は西郷、才覚は大久保」稲盛氏、英傑に学ぶ |出世ナビ|NIKKEI STYLE そこで彼が引いた、中村天風の言葉: 『新しき計画の成就にはただ不屈不撓(ふとう)の一心にあり、 さらばひたむきにただ想え、気…
新緑がキレイな広州。