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『猪突盲進』-原田燎太郎

World as One Family by Work Camp

蘇文秀村長との筆談

17:00。古巷から帰ってきた後。

村長「建築資材がくる明日からまた工事ができるぞ。ところで、今日、潮州でいくら分の買い物をした?(小型の英中辞典をみて)この英中辞典も買ったのか?いくらだ?」

原田「9.80元です」。

村長「うーん、高い」。

原田「(村長は980元と勘違いしたのかと思う)9元と8角ですよ」。

村長「うーん、高い」。

原田「(竹製の帽子を指差しながら)あの帽子はどこで買ったんですか?」

村長「潮州になかったか?いまは冬だから買えないんだろう。暑いときにかぶるものだからな。潮州で見なかったか?」

原田「見てません。残念。もうひとつの黒い帽子、あのハンチングの方はどこで買ったんですか?」

村長「潮州になかったんなら無いな。(原田が虫刺されをかきむしるのを見て)昨日、翁副院長が『風油精』を2ビンくれたろう?あれを塗れば蚊が来ないぞ。香織の腕は虫刺されのあとがすごいな。夜寝るときも日中もしっかり塗っておけよ」。