瀟太郎と僕
最近、息子の瀟太郎(しょうたろう)と仲良くなってきた。
瀟太郎には、僕自身の悪いところをそっくりそのまま見る。
何してもダラダラやったり、なかなか人と打ち解けられなかったり。
自分がした苦労を瀟太郎にさせたくないという想いから、僕は次第に瀟太郎に対して厳しくなっていった。
それは瀟太郎にとってもフラストレーションになっていたようだ。
そこでまた、例の自尊。
1月5日以来、「こういう自分もありではないか」と受け入れ始めている。
すると、瀟太郎のことも、「こういう瀟太郎もありではないか」と想い始めている。
そこから、瀟太郎と仲良くなってきた。
ここ2-3週間、瀟太郎はローラーブレードを始めた。
どんどんうまくなっていて、楽しくて仕方ないらしい。
暇さえあれば、「パパ、『ドーラーブレール』しよう!」と誘ってくれる。
食事のときは、「パパ、ここ、座って」と自分の隣に誘ってくれる。
なんだか、親子というよりは、友達みたいになってきた。