『猪突盲進』-原田燎太郎

World as One Family by Work Camp

2019年、修

2003年以来、毎年漢字一字で目標を立てている。
16個の漢字を並べてみると、各年の出来事が浮かんでくる。

2003年【成】
リンホウ村に住みむことを決意。地元の学生に活動を根付ける。「為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨つる 人の儚さ」より。

2004年【掘】
リンホウ村に住みながら他の村にも活動を拡大してきた。ただ、急激に広がり過ぎた感があり、各村での活動を深めなければならない。

2005年【開】
2004年8月にJIAを設立し、代表になる。しかし、リーダーとなるためには“Open your mind”と先輩にものすごい笑顔で言われる。

2006年【締】
笹川記念保健協力財団からの支援も得、中国人がワークキャンプを自主的に行い始め、結婚もしてという状況下、舞い上がらずに締めていく。

2007年【飛】
広州、昆明に加え、南寧に3つ目の事務所を開設。ロックフェラー兄弟財団の支援も得られる見込み。貴州省へも進出したい。今年は飛躍の年だ。

2008年【翔】
先輩との活動の方向性のちがいのため、2007年は飛躍できなかった。2008年はそれを克服し、今度こそ翔けてやろう。

2009年【忠】
先輩と組織を真っ二つに分け、運営を完全に切り離す。活動を辞めようかと思うが、リンホウ村の蘇振権に「忠」を教えられ、続けることにする。

2010年【傳】
活動も組織も大きくなった。しかし、当然知っているべきことを知らない人が時々いる。伝えるべきことをきちんと伝えなければ。

2011年【愛】
僕が楽しい→あなたも楽しい→みんな楽しいという循環を生みたい。周りの人を、家族を、そして自分を大切にしなければならない。
2012年【学】
国際情勢を知らない。中国語が上達しない。英語は忘れつつある。マネジメントも相変わらずダメ。しっかり学ばねば。

2013年【鴨】
JIAの法人登録はできたが、ロックフェラー兄弟財団の支援がなくなった。鴨は余裕で泳いでいるように見えるが、実は水面下で必死に水を掻いているという。必死に資金を集めねば。

2014年【仕】
資金不足が続き、資金集めに走り回る日々。
「仕合せ」とは何か。人と人とが仕合せ(出あい)、仕え合うと、仕合せになる。

2015年【交】
引き続き、資金集めに走り回る日々。
相手や物事との関わり方は一方通行ではなく、流れ合い、響き合い、感じ合うこと。

2016年【蘇】
資金不足はひとまず落ち着く。JIAの中国人代表が誕生した。かつての、コツコツ努力できる自分に戻りたい。

2017年【信】
批判され続け、自信が全くなくなってしまった。まずは、自分を信じられるようになりたい。

 

2018年は【衝】(中国語では“冲”)だった。
この一年で学んだことは、何を行うにしても、それを自分事として捉え、遂行する決意がなければ、事を成すことはできないということだ。
これを覚悟と呼ぶのだと思う。

この覚悟を持って僕がやりたいことは何か?
さいころから今まで、僕が怒りを感じるときは共通している。
本来ならば自分が所属できるところから、理不尽な原因で排除されるときだ。
いじめやハンセン病差別がそれにあたる。

だから、僕は、それぞれの人が自信と誇りを持って生きられる世界を創るグランドデザイナーになりたい。

そのためには、もっともっとたくさんの仲間が必要。
自分自身、修行が必要。

そこで、2019年の漢字に選んだのが【修】。
まずは体の修行から始める。
体と心は連動しているようで、体が鍛えられると心も強くなっていく。

朝5時に起き、5キロ走る。
その後、バスケ(これは僕の原点)、縄跳び、料理、掃き掃除。
8時からは『孫子』を素読
8時半からe-Leaning。

読書1時間もどこかに入れ込む。