2003-06-24から1日間の記事一覧
仏教協会 ワゴン車とバイクがリンホウにやって来る。おじさんとおばさんが7・8名降りてきて、米5袋(合計100キロ)を降ろす。村人が何人か取り囲む中、代表のおじいさんが何やら語り始める。手には100元(約1500円)札が握られている。彼は13…
2002年から現在に至るまで、僕らは中国華南地方の6つの省にあるハンセン病快復村60ヶ所で活動し、参加者は延べ2万人以上となった。活動はインドネシア、インドなどに飛び火している。
この18年間は、活動を中国に根づかせることに使ってきた。外国人である韓国人や日本人が始めた活動を中国人が「自分事」として行うようになり、それを運営する組織、法人、代表、資金を現地化する試みだった。その現地化の段階は下記のように区切ることができる。
① 韓国人と日本人による中国での活動開始(2001年~2002年)
② 現地学生の活動参画(2003年)
③ 活動団体(JIA)の設立(2004年)
④ 活動主体の現地化と活動地域の拡大(2005年~2007年)
⑤ 活動の組織化と法人登録(2008年~2012年)
⑥ 活動と組織の発展、資金調達の多様化(2013年~2016年)
⑦ 組織代表者の現地化(2016年~2018年)
⑧ 組織力強化(組織力での資金調達、各地区委員会の各地区での法人登録)(2019年~)
僕は、このような活動の記録やその間考えてきたこと、感じたことをきちんとこのブログに残してこなかった。
今、過去の資料をひっくり返しながら、ここに書き加えている。
そして、その過程が、World as One Family by Work Campの第二章への道を指し示すのではないかと期待している。
仏教協会 ワゴン車とバイクがリンホウにやって来る。おじさんとおばさんが7・8名降りてきて、米5袋(合計100キロ)を降ろす。村人が何人か取り囲む中、代表のおじいさんが何やら語り始める。手には100元(約1500円)札が握られている。彼は13…