『猪突盲進』-原田燎太郎

World as One Family by Work Camp

ちょっと調子が出てきた日

調子が落ちている原因は、コトバにあるかもしれない。声でのコミュニケーションの大切さを改めて感じる。

今日は朝から日本語を話す画家の楊さんが訪ねて来て、久々に日本語を使う。蘇さん・松立さんとお茶を飲み、潮州語を教わり、発音練習に付き合ってもらう。四川省から出稼ぎにきている人たちや村長と滅茶苦茶に中国語を並べて意思疎通をはかる。インイン・インチンと習いたての潮州語で笑う。HANDAのヴィヴィアンと電話する。

やはり、声を交わすのは気持ちいい。筆談にもいい味があるのだが、隣同士に座って携帯のメールをし合っているような感覚もある。ずーっと筆談では辛い。

中国語でのコミュニケーションのコツは、デカイ声で、はっきりと、リズム良く発音することにあるようだ。だんだん通じるようになってきたと思うのは気のセイか。これからHANDA通信を訳す事で語彙を増やしていきたい。

村に住めるか?

明日は黄院長がリンホウ医院にやってくる日だ。村の1室に住む許可を得たい。どの村人の家に行っても必ず村で寝るようにと言ってもらえる。そうしたいのはやまやまだが、院長が許可をくれない。

いつも村人にそう言い訳をしていることをヴィヴィアンに話すと、

「えー、僚太郎らしくないんじゃないですか~」

と笑われる。

確かにそうだ。明日は院長に頼んで村に移動することにする。