2003-03-01から1ヶ月間の記事一覧
このような村人をワークキャンプで訪ねた中国の学生、日本のキャンパーは、何を感じたのだろうか。みんなはキャンプ中、村について、村人について語ってくれた。キャンプ後、手紙をくれた。そんなみんなの声を集めてみた。 ・ジル(韓山師範学院外国語学部4…
「無用人」。 蘇文秀リンホウ村村長は自らをこう呼ぶ。リンホウの人々はハンセン病と共に生きてきた。特効薬のない時代、彼らは自らの身体が病に冒されていくのを見た。社会が、そして家族が自分を差別し、隔離するのを見てきた。隔離村では長時間労働と空腹を…
3月10日、別れの日は雨だ。 「涙雨ですね」。 中平さんは言う。 7時過ぎ。郭さんは淋しそうに笑うと、私の手を握る。しばらく離さない。 許さんはお茶を入れてくれる。合間に、私のノートに書く。ふるえる手で、ふるえる字をゆっくりと書く、 「我祝你們一…
日中の学生の活動は、村の外の人々のリンホウに対する見方を少しずつ変えているようだ。潮州の人々はリンホウとワークキャンプのことを知り始めている。村の外の人々がリンホウに遊びにきた。地元テレビがリンホウを取材した。今後、ハンセン病、リンホウ村…
・蔡玩銀(チョワ=ウィンウィン、♀)(62)、許若深(ンコウ=ジャクシン、♂)(70) 今回のワークキャンプでは水道を設置する。蛇口の個数と設置個所はどこがいいのだろうか。ジルとルーシーの協力で、村人全員にアンケートをとる。)結果、13個の蛇口…